法王の言葉 Holy Father tongue 2003 12 26
ローマ法王が、クリスマスメッセージにおいて、
重要なことを述べていますが、
新聞等のメディアでは、残念ながら、大きく取り扱わなかったので、
ここで、取り上げておきます。
教皇の言葉。
「人類を引き裂く悪魔から、我々を救いたまえ。
平和への道は、いつでも、どこでも、
特に、イエスが生まれた地では、急がなければならない」
私は、心配しています。
その地が、そして、中東が、
未来の歴史家から、
やはり、ハルマゲドンという地名であったと言われないように祈ります。
しかし、教皇の言葉に付け加えるべきものがあります。
別の危機は迫ってきているのです。
今日の新聞では、中国において、電力不足が深刻になったと伝えている。
失敗すれば、そして不運が来れば、
石油不足が深刻になり、さらに食糧不足も深刻になる。
これが、何を意味するか、わかるでしょうか。
これが、世界に、何を引き起こすか、わかるでしょうか。
さらに、別の危機も迫ってきている。
これは、アメリカにおいて、可能性がある。
ドル急落と長期金利の急上昇。
この可能性は、ゼロではない。
知恵ある者は、その知恵を発揮しなければならない。
知恵なき者は、神に祈るしかない。
人類を引き裂く者は、悪魔だけではない。
神が目に見えないことをよきこととして、
あまりに、傍若無人に振る舞う人類が、多くなったのです。
そして、享楽のままに生きる人類も、多くなったのです。
これは、人類の危機と言えます。